ネガを撮影して反転するのためにNEEWER T120(Amazonのリンクです)を導入した(こちらの記事)ので、色温度と撮影した感じを確認してみました。
カラーチャートを撮ろうかな、とも思ったんですが、逆光はわからないし、面白くないので家のパキラを撮って見ました。
光の温度とは?
光の温度の単位は、k(ケルビン)で目安としては、
夕日が2000 k 白熱灯が3200 k
晴れだと5500 k 曇りだと6500 k くらいです。
温度が高いほど青みが増して、低いほど赤みが増します。
以下のリンクを参考にすると分かりやすいと思います。
つまり、ライトの色には温度があって、あったかい感じ、冷たい感じという感じ方があるということです。
導入したビデオライトは、3200 kから5600 kまでの間で変更できている風なのですが、
実際には3200 k 〜 中間 〜 5600 kの三段階しか変更できないよう見えます。
もしかしたら、3200から5600 kという差は、無段階で変化していても人の目には認識できないのかもしれません。
今回は、中間として5000 kのところにつまみを合わせました。
撮影条件
FUJIFILM X-T4にCarl Zeiss Touit 1.8/32を装着して撮影しました。
fは開放、ISO感度160か200の低感度で、適正露出になるようにシャッタースピードをコントロールしてます。
順光のつもりでしたが、若干斜めから入っているので斜光になるんでしょうか。
逆光だと雰囲気が変わるだろうな、ということで逆光でも撮って見ました。
特に設定はいじらずに撮って出しの画像です。
なので、正確にはビデオライトの色味というよりも、ビデオライトの色を受けてX-T4で再現される色味ということになります(ちょっとややこしいですね)。
順光(斜光)
ビデオライトなしで家の照明だけ
まずはスタンダードに家のLED照明でパキラの写真を撮りました。
ビデオライトを利用して撮影
3200 k
5000 k (中間)
5600 k
逆光で撮影
ビデオライトで撮影
家の天井照明を使って逆光で撮影すると、見た目が変わりすぎるのでやめました。
ビデオライトが細長いので少し不思議な写真になりますね。
3200 k
5000 k (中間)
5600 k
まとめ: 温度によって変わる雰囲気
画像を載せただけなので、まとめも何もって感じですけど。
順光(斜光)の写真を並べてみると、中間が一番暖かく見えますね。
背景に反射している色を見れば、確かに色温度の通りの色味になっているような…?
X-T4の自動補正でこうなってるんでしょうか。
逆光の写真をまとめてみると、ビデオライトの色温度による違いがとてもよく分かりますね。
左の写真の暖かみと右の写真の冷たさは、比べて見れば確かに違うな、という雰囲気ではあります。
数字で比べると夕焼けと晴天は、2000 k から5500 k と3500 kの違いであることを考えると、今回の3200 kから 5600 kの間の2400 kの違いも相当に違うのかな?と思ったのですが、思ったほどの違いではなかったですね。
一応、X-T4のボディを撮ったりするのに使ってみたのですが、とても使い勝手はいいです。
小さい三脚に取り付けてセッティングし、ライトを動かしたりしていい感じの場所を探していると「ブツ撮りが上手くなったような気分」にはなります。
定常光ライトデビューの自分としては、このNEEWER T120はコスパを考えてもかなり満足なライトです。